内に充満しているエネルギーをもった"音"、
そして完璧な演奏
第七夜は"魂の音"を持つピアニスト、務川慧悟。
芸大に入学したその年に日本音楽コンクール・ピアノ部門で1位に輝き、2年からパリ国立音楽院に留学中でヨーロッパでもいくつものコンクールを制覇中の注目のピアニストです。 務川さんの魅力といえば心の内面から奏でるような“音”自体の魅力、“魂の音”とでもいうのでしょうか。
8月12日はお盆真っ只中にも関わらず、多くのお客様が彼の演奏を聴きにいらっしゃいました。
当日の演奏では、まるで真珠のように響き豊かな一粒一粒の音が数珠繋ぎで紡ぎ出されるようでした。
一つ一つの音が生きていて、単なる"音"ではありません。”音楽”なのです…! 「このピアノの音はどこから出てきているのだろう?」と疑問に思うくらい彼は音をよ〜〜〜く聴きながら演奏しているのです。 それは耳だけでなく、どうやら"心"で聴いているようです。
そんな務川さん。
来年はみっちりパリで勉強をされるそうなので、今年のコンサートがとっっっっても貴重なものとなりそう・・・!
しかし、今年もう一度
美竹清花さろんに登場していただけることになりました>_<✨
次回の登場は12月13日に決定しました!! しかも、なんと、ヴァイオリンの黒川侑さんとのアンサンブル。
初めて黒川さんのヴァイオリンを耳にしたとき、そのビロードのような音と、溢れんばかりの豊かな音楽性に驚きました。
アンサンブルにも定評がある務川さんと、 初登場の黒川さんのペアに、今から待ち遠しい気持ちでいっぱいです。