2016/11/8
辻井伸行&ヨーロッパ室内管弦楽団 "極上のモーツァルト"
【プログラム】
歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》序曲
ピアノ協奏曲第26番《戴冠式》(ピアノ:辻井伸行)
ディヴェルティメント K.138
交響曲第41番《ジュピター》
ピアノ:辻井伸行
オケ:ヨーロッパ室内管弦楽団
ロビーには、こんなにたくさんの花が・・・!!
さすが辻井君、人気です。
ピアノのコンサートは女性のお客様が多い気がします。
ヨーロッパ室内管弦楽団は、うちの社長が小編成の室内オーケストラにハマったきっかけにもなった室内管弦楽団だという話を聞いていたので
演奏が始まる前から楽しみにして行きました!!
そして6月以来の辻井くん。(なんだ、馴れ馴れしいな。笑)
辻井君の演奏は約半年ぶりですが、
今年の6月7日に聞いたオルフェウス室内管弦楽団でベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」をやった時の、 あの衝撃!!
。
今回も
新鮮さ、驚き、ガラス細工のような繊細さは今回も素晴らしかったです。
辻井君のアンコールは、モーツァルトの美しすぎる音楽とは対照的なショパンの革命!!
こんな弾き方も出来るんだぞー!といった感じの演奏でした!笑
私が今年辻井君の演奏を聞いたなかでは今回より前回のベートーヴェンのほうが新鮮な印象がありました。
期待のヨーロッパ室内管弦楽団は、
割とはっきりしたクリアな音を出すなぁと!
というのも、リーダー&ディレクター&コンミスを務める
ロレンツァ・ボラーニという女性が、意志が強そうな堂々とした立ち振る舞いが印象的な女性。
「私について来い!」といった男らしさすら、感じました。笑
やっぱり今の時代、女性リーダーが活躍する時代なのかぁとすら思っちゃいました(⌒-⌒; )
私の好みとしては 強い、弱い という表現以外にも
モーツァルトらしい 遊び というか、なんというか、そうゆうものがあっても良いかなと思いました。
(私が感じ取れなかっただけかもしれませんが、、)
とはいえ
颯爽と爽やかな風が吹くような音楽は気持ち良い~~~✨
また次回、乞うご期待!!
話は変わりますが
中長期的にアーティストを追っていくのも
面白いものです。
人の人生や会社、株の動きと一緒で
良い時もあれば、そうでないときもありますから。
それは自然なこと。
ピアニストでいうと、あのポリーニでさえ演奏活動を10年も休止していたことがあったのですから。。。
いろいろなストーリーを経て、今この瞬間の音楽があります。
そう考えると、無駄な音楽、演奏会なんて一つも無いんじゃないかしら?!
なんて思ったのでした。