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執筆者の写真Misawa Sayaka

ウィーン国立歌劇場・三日目

2016/11/10

今回が最終公演です!!

4年ぶりに日本に来た、世界のトップのメンバー。

まさか三日連続で席が取れるとも思っていなかったので、

嬉しさ超えて怖さもありましたが

世界一の音に触れてみて、「確かに!」と

実際に確認できたことが何よりも収穫となりました。

一番気づいたのは、音のあたたかみです。

音楽は全てを包み込んでくれる存在。

ウィーンフィルの音は特にそれを感じました。

そしてまるで楽器の音では無く、

人の声かと錯覚してしまうくらいの

繊細な歌いかた。

オーケストラの音ってここまで贅沢なのかぁと思ってしまいました。

クラシック音楽の持つ歴史の深さと、今の時代まで愛される理由の深さ。

簡単にわかることはないですが、掴むものはありました✨

さてさて!!

最終公演は

大好きなモーーーーーツァルト!!!

フィガロの結婚

オケピットをチラリ・・・!!

本場のヨーロッパでは終演後の写真などはかなりゆるかったにも関わらず、

日本は規制しすぎだと思いました(⌒-⌒; )

私だったら、、

終演後の盛り上がった雰囲気を写真で残して、その素晴らしさを誰かに伝えて本物の音楽に触れる人が一人でも増えるのであれば、大歓迎だと思っちゃいますけどね。笑

まぁ色々と事情はあるのでしょう。

やっほー

なんだか、迫力ありますでしょ!!

ウィーンフィルの楽団員さんたちの持っている楽器が特殊な気がしました。

今回のフィガロの結婚。

こんなにも美しいアリアが次々と堪能できるオペラは無いです!!

そして、ところどころの 笑い は

実にモーツァルトらしい。

物語の内容自体は悲劇になってもおかしくない内容なのに・・・

だって新婚さんの奥さんが殿様の権力で初夜権を奪われてしまうという出だしですぞ。笑

そこから騙し合いのゲームのようになったり、裁判沙汰になったり、いろいろスゴイ。

まさに悲劇をも喜劇にしてしまうのは

モーツァルト音楽の、もっとも面白い特徴!!

そして私が大好きなところ。

悲しみに浸るワーグナーも良いけれど

やっぱり天真爛漫!!モーツァルトのオペラが良いわ!

今回指揮者のリッカルド・ムーティは、

演奏する前からブラボーが飛ぶくらい大人気!!!

75歳とは思えないくらい

若々しく、カッコイイ!風格が違います!

あの巨匠アバドに才能を認められたくらいスゴイ人みたいです。

指揮者は詳しくないのですが・・・

知れば知るほど、その人のこだわりみたいなものが見えてくるのは

指揮者もピアニストも一緒ですね。

そして

三公演素晴らしすぎる音楽を作り上げた

全ての想いに

「ブラーーーボーーー!!」

オーケストラ

ここまで違うのは、驚きました。

音楽は、こんなにも温かい✨

それを作り上げる人たちの想いも、温かい✨

もっともっと本物の音楽に触れていたいという想いを胸に

またウィーンフィルを聴ける日を楽しみに待っているのでした(^-^)

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